境内案内

寺院について

羅漢堂(五百羅漢壁面)

現状 
堂内正面に16羅漢の尊像と側三面に484人の羅漢が1枚の板に、3人ずつ描かれている。

説明
羅漢とは、修行によって阿羅漢という最高の位を得た者のことで、信者から供養を受けるに値する「応供」ともいわれる。後に禅宗では、正法護持と修行の安穏を祈念する16羅漢・五百羅漢信仰が盛んとなり、山門楼上などに安置されることが多い。本堂は、9世代に石段の左下に瓦葺で建立されたが、1847年(弘化4年)の善光寺地震で倒壊し、その後、現在地に移築された。堂の前には16羅漢の第1・賓頭盧(びんずる)尊者が安置されており、撫仏として除病を祈る対象とされてきた。堂外の両側には、板東・秩父の両33番観音の石仏がまとめられている。壁面製作は1787年(天明7年)御堂創建は1791年(寛政3年)

平成22年10月
中組区、郷土を知る会

准胝観世音菩薩

この観音さまは。天照寺第十一世密成大和尚の霊夢により地域檀信徒に広く勧進し、本堂前の宝篋印塔とともに都より造顕勧請されました。松代藩に願い出た書状も伝えられています。

像容は三目十八臂(び)で、頭上に宝冠を頂き、蓮華座に座す姿で表され。海から現れた阿吽の難陀竜王と跋難陀竜王に支えられる姿を示しています。

准胝観音は、別名を准胝観音仏母とも呼ばれ「仏の母」として信仰され、そのため子宝の功徳があるとされ信仰を集めています。また青洞宗では、伝統的に准胝観音が重視されています。

天照寺の准胝観音像は、地方では稀な仏像で、堂々たる尊容は誠にありがたく、一度はお参りしたいものです。

〒381-2235
長野県長野市篠ノ井小松原1805
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TEL:026-292-3237

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